第一印象は、視覚的要素が強く、人に大きな影響を与えます。それが営業マンであろうと、恋愛であろうと、商品であろうと。同じことがウェブサイトにも言えるわけです。ただ誤解を招かないように付け加えるならば、見た目だけが最重要というわけではなく、内容やコンテンツもレベルの高いものである前提はもちろん必要です。そうした前提を踏まえつつ、より説得力を持たすには視覚的にもいい印象を与えるべきだということです。

当記事では、フロントページ(サイトのトップページ)をランディングページ(以下「LP」)として構築することが可能なテーマを選択することで得られるメリットについて、簡単ですがご紹介させていただきます。

ランディングページ(LP)とは?
ランディングページとは、訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトのページのことを指します。営業トークのような構成で作られたLPは通常の構成のコンテンツに比べて「コンバージョン率が高い」傾向にあります。

ペラページの時代はもう終わり

TCDでは、サービスの内容を凝縮したLP型の構成をトップページとして採用することをオススメしています。なぜなら、その第一印象でビジネスが成功するかどうかはもうほとんど決まってしまうからです。お客様と出会った瞬間に、洗練されたデザインで視線を誘導、自社の優秀な営業マンが説明するかのような構成で、サービスをアピールする事に取り組むべきです。閲覧者は手順を踏んで他のページへ進む必要が無く、要点が端的にまとめてあるので、スクロールのみで商品の詳細や特徴をスッと理解することができます。これは閲覧するユーザーにとっても、メリットが大きいことです。煽って販売に繋げたりするLP構成ではなく、しっかりとサービスと向き合っていただく為に、LP型の構成をトップページに据えてみましょう。作り込まれたLP型トップページのサイト運営はきっと確かな見込み客の増加に繋がっていくでしょう。

トップページがLP型となっているサイトはトップページに機能一覧や価格表、申込みフォームが搭載されています。そのようなサイトは下層ページに機能の詳細解説があったり、事業者、開発者ブログなどでサービスの裏側を見せるコンテンツがあったりします。下層ページはトップページで省略した情報をより深掘りしたり、コンテンツによる集客(検索流入)の役割をもたせたり、Q&A、ユーザーレビューなどを用意して信用、信頼を築く狙いがあるわけです。こういうトップページ型LPはペラページ型LPとは違い、下記の特徴があります。

  • サイト内に集客機能(検索流入コンテンツ)を多く持つ
  • Google広告(PPCなどの有料広告)の審査が通りやすい
  • サービスへの理解・信用を獲得しやすい

ペラページとは
1枚もしくは数ページしかボリュームがない。(ペラペラの)ウェブサイトを指します。またはペラサイトとも呼ばれています。

ペラページ型のLPはスピーディに作成できるというメリットこそありますが、ウェブサイトをクリックした瞬間に興味を持ってもらい離脱しづらい絶対数を増やす事に重点をおけば、コンテンツによる集客の役割のあるトップページ型のLPを利用するべきだというわけです。

ランディングページ風トップページのTCDテーマをご紹介

TCDテーマでは全テーマにサイドカラムのない1カラムの固定ページが使える機能があります。1カラムの固定ページを使うことで、すっきりとしたレイアウトのLPをつくることができます。ただ、これは下層ページのこと。TCDでもトップページがLPになっているテーマをいくつかリリースしています。今回はそれを紹介していきましょう。

WordPressテーマ「Switch(スイッチ)」

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ファーストビューの動画で虜にしてしまうテーマ。フッターにあるさりげない動画もユーザーの心を掴みます。スマホやタブレットのデザインにも注目です。サービスを取り巻く空気感を表現することに焦点をあてているので、実店舗やイベントなど実際に足を運んでもらうサービスのPRに最適です。

WordPressテーマ「OOPS!(ウップス)」

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成約率の抜群に高いトップページ型LPを目指して作られたWordPressテーマ。TCDにおいてトップページ型のLPスタイルを確立させたテンプレートとも言えます。クールなパララックス効果はサービスの品を高めてくれますので、サービスのPRに活用するにも最適です。

WordPressテーマ「SOURCE(ソース)」

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TCDテーマの中で、初めてランディングページ型コーポレートサイトを構築することを意識したWordPressテーマ。アプリ開発やソフトウェアの販売など。多くのポートフォリオを並べて実績をPRすることを考えておられるのでしたらオススメです。

まとめ

LP型のフロントページを活用すると、初めての訪問者の印象に効率よくサービスの概要を伝えることが可能になります。日々の活動においては、フロントページの厚みを増すコンテンツを投下することに注力していくことで、サービスの成長も表現することができますし、発信する内容に軸があるので、迷いなくコンテンツを整えることが可能になります。自社サービスのウェブサイトを検討しているようでしたら是非、LP型のフロントページ構成を意識してみてください。